BtoBのタブー!?に切り込み年末年始にメルマガを毎日配信してみた。巣篭もり効果はマーケティング数値に現れるのか?
皆さまは、営業活動の一環としてメルマガの運用をしていますか?
タイトルのとおりriclinkではこの年末年始、10日連続でメルマガを配信してみました。
メルマガ配信を行ったことがある人はわかると思いますが、配信する日時によってメルマガの開封率が変わり、タイミングによっては全く開かれない(例えば、金曜日の夕方とか)時間帯というのが存在します。
開封率・・・すなわち届けたい顧客にどれだけみていただけたか、を表す数値で、メルマガ配信の効果測定の要の一つといえます。
どんなタイトルでどのタイミングで送る?というのはノウハウとして各企業で蓄積するべきもの、メルマガ担当であれば命を削る思い(そこまでではない?)で、試行錯誤をしているものと考えています。
BtoBメルマガで土日に送るのはもってのほか、ましてや年末年始はほとんどの企業がお休みに入っているタイミングで送るなんてタブーだろう考えていました。
実際送られても、せっかく仕事やすみなのに、休みを利用してバカンス中なのに仕事を思い出してしまう、ということになってしまうと迷惑だろう?と一瞬頭をよぎったりしましたが、2020-2021年はいつもと様相が違います。
そう、コロナ禍での外出や帰省自粛という例年とは異なる年末年始だったのです。 そういう背景がありつつ、BtoBタブー溶かんがられる年末年始メルマガ配信でビジネスパーソンの皆さまにどれくらいメルマガをみていただけたのか。
実際に配信してみた結果を本記事にまとめてみました。
検証準備:10日連続でメルマガを配信してみた
期間は2020/12/27(日)~2021/1/5(火)の10日間
セミナーのご案内や、ノウハウコンテンツ系のメルマガを配信しました。
配信内容は12/31(木)の年末振り返りと、1/1(金)の新年のご挨拶の2件を除き、通常時に配信している内容と大きな差異はありません。
検証結果:開封率やクリック数に変化はあったのか?
多くの企業が仕事始めの日であったと推測される1/4(月)の始業前である午前9時頃の数値がこちらです。
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大晦日は買い出しや大掃除など皆さまお忙しいようで、平常時に比べ、クリック数が少ない結果に。
まあ、これはわかります。予測通りです。
ただ、年明け三が日の開封率ほぼ平常と同じ、もしくはちょっと少ない19%、クリック率に関しては平常時と変わらない、と、予想を裏切る結果となりました。え?皆さん暇なの?お正月から思いも寄らないうれしい、ありがたい良い数字を拝見し今年はいいことありそうだ、と思いつつ続きの数字をご紹介します。
ちなみに仕事始めから2週間後の1/18(月)再び数値を確認してみました。
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仕事が始まりデスクでパソコンに向かってからメルマガをチェックいただくことで、1/4(月)以降に開封率、クリックが増えるのでは?と期待をしていたのですが、開封率は増えたのですがクリック率はそこまで増えませんでした。
仮説ですが仕事始めの段階で他の企業からもあけましておめでとうメルマガが届いていてとりあえず開いて既読にするとかの処理になってしまったのかなと予測します。
まとめ:年末年始でも意外とメルマガは読まれている!(ただし今年だけのウルトラCかも・・・)
コロナ禍で例年とは状況が異なったせいか、年末年始でもメルマガは平常時と変わらず開封・クリックされていました。
働き方が変わってニューノーマルになったことで、土日祝日の概念がこれまでと変わってきた影響かもしれません。
休暇中なので、スマホからのアクセスが多かったのでは?
と思い閲覧元のデバイスを確認してみましたが、パソコン・スマホともに通常時と変わりませんでした。
年末年始でもパソコンからメールチェックをしている方が多かったようです。
他の企業(競合)から送られてきていないため、唯一のメルマガとして目につきやすくなる、といった効果も得られたのかもしれません。
いずれにせよ、良き情報をお届けするためにキャッチーで面白い件名を普段から練っておくこと、顧客とのタッチポイントを意識して有益な情報を配信し続けること。 オーソドックスですがこれが1番の近道だなというのを改めて感じました。
ちなみに、こんなタイミングで送ったらオプトアウト数(メルマガ購読解除数)はどうだったと思った方もいると思います。
1/1(月)に0.27%、1/4(月)に0.73%を記録。
配信内容が日々異なるため一概には言えませんが、1日は普段と変わりないというか、送ると一定数は出てくるので仕方なしかなと考えています。
ただ、流石に1月4日は「お正月から仕事関連のメールは見たくない」「10件もメルマガが溜まっている!」と思われてしまったのかもしれません。
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