ビジネス調査員・権野剛士が解説!「DX=CXである」を実現するインタラクティブ動画とは?

先日開催されたパロニム社との共催ウェビナー「BtoCもBtoBもCX(顧客体験)の全てが変わる動画戦略」にビジネス調査員で弊社のバーチャルエバンジェリスト・権野剛士氏が登壇したのですが、その時に「インタラクティブ動画とDXとCXで新しい顧客体験を生み出す」というお話をしていて、面白かったので本記事でご紹介をいたします。


ウェビナーにてDX(デジタルトランスフォーメーション)=CX(顧客体験)を語っている部分の抜粋

権野と申します。いつもはあらゆる角度からビジネスの調査をしているのですが、最近はこういうウェビナーの司会進行やPR動画など色んな仕事をさせて頂いてます。

いい話をなるべくゆるくお届けできればと思っていますので、宜しくお願い致します。


DX(デジタルトランスフォーメーション)がお客さんの体験価値(CX)を変える

まずこちらが電通デジタルさんのデータです。

電通デジタル


デジタル改革という話になった時、やっぱりDXとかCXという言葉がここ1、2年くらい凄く盛んになっており、そこへリモートワークという風があって、皆さんの注目を集め着手されているのがデータから読み取れます。

そこで一体なにをしてるんですかっていう話になると、まずは戦略方法を策定したり、どういう形でDX化していこうかっていうのが回答としては多いですね。

そしてDX、デジタルトランスフォーメーションって言うくらいですから、イノベーションをやっていこうよ、顧客体験を変えていこうよっていう風に取り組んでる方々も凄く多くいらっしゃっいます。

いろんな会社さんとか市場を見ているとDXとCXって切り離す事はできないんだなーっていう風に感じます。

デジタルトランスフォーメーションをするってことは、相手がCだろうがBだろうが、お客さんの体験価値を変えていくことがすごく大事なんだなっていうのが分かりますね。


テキストだけでは伝えきれない部分を映像で。
インタラクティブ動画にする意味。

そこでインタラクティブ動画って何なのというのをお話させて頂ければと思います。

まず、そもそもインタラクティブって何?っていう基礎に戻って調べると相互作用とか双方向といった意味があります。

じゃあ動画だったりデジタルコンテンツをインタラクティブにするっていうことはwebサイトや資料、動画の相互作用ということですよね。

そこを踏まえて考えてみましょう。

皆さんが今所属されている組織にはサービスサイトやコーポレートサイト、人事サイトなどがあるかと思います。そのwebサイトのLPなどに動画を埋め込むのはけっこう長い間使われている手法ですよね。

例えば昨日ネットサーフィンをしていて、久しぶりにAmazonさんのAWSというインフラのサービスサイト見たのですが、お客さんのインタビュー事例が全部動画になっていたり、サービスラインナップのひとつひとつに1分くらいの動画で説明がありました。

このようにwebサイトから動画に誘導するっていうのは、当たり前の手法として定着していると思います。

そこで何故これが始まったのかっていうところを考えると・・・目的はウェブサイトという書物だけではイメージしきれないものを伝えたいっていう意図がある気がします。

ここは動画で喋ったほうが早いんじゃないかとか、こういうイケてるシズル感ある世界観を伝えようよ、コンセプシャルなものを伝えようよって言うと、動画を使う、映像にする。

これについて皆さんも違和感がないと思います。

以上を踏まえて、ウェブサイトを見せる、そこから動画の導線で伝えようという話になった時、最近は動画を中心としたインターフェースが増えてきてるなって感じます。

こちらはセミナーシェルフさんていうウェビナー専用のメディアさんです。


セミナーシェルフ様

そしてここ1年くらいで本当に変わったなと思うのが、ウェビナーの広告バナーとかも含めたサムネの上達っぷりです。

これは間違いなくYouTube効果だと思っていて、消費者としてYouTubeを見る機会が増えたことでタイトルの伝え方やどんな見栄えがいいだろうかみたいな、サムネに対する素養というか知見がすごく上がって来てるような気がしますね。


動画を見てさらに詳細を知りたいとき。
インタラクティブ動画がお客さんの体験価値を変える。

そしてこういう動画を見ている時にさらに詳細を知りたくなった時にどうするかって課題があります。これは一般向け商品でもBtoBの製品でも同じです。

そこで詳細を知りたい訪問者にコーポレートサイトやサービスサイトのトップから調べさせるのかっていう疑問が出てきました。

これって結構しんどいですよね。

色んな情報をいろんな人が品質高く作れるようになったこともあり、サービスサイトってめちゃくちゃコンテンツがいっぱいあるので、知りたいことを検索したりとか見てるとストレスでしんどないーって感じることが多々あります。

そう考えると先ほどのwebサイトからの動画を貼って見せるという導線の逆も考えられます。


動画から直接資料やWebコンテンツへの遷移が当たり前に

こちらはシーズ・リンクさんの「riclink」というサービスからトランコスモスさんの営業担当への自社サービスの研修動画の事例をお借りしました。

シーズ・リンク様


トップセールスの方が研修動画で喋ってるんですが、知りたい情報を知りたいときにPDFのファイルなどをその場で触ってダウンロードすることができるという逆パターン。webから動画に対して、動画から資料とかサイトっていう逆の導線です。

この仕組みを見て、動画の好きなシーンと場所に好きなものを張り付けて導線を作って資料やページに促すっていうのは全然近未来の事でなくて、もはや当然のことなんだと改めて感じました。

webから動画に飛ばす導線の逆パターンを用意するのは何の不思議もないですし、CXっていう目線で考えたとして、触る方もストレスなく非常に便利だと思います。

そして動画をメインに推進しているからもうウェブはいらないんだよとかPDFの資料はいらないんだよみたいなこと言うかと思ったのですが、全然否定していませんでしたね。

むしろあくまで相互作用としての施策を打ってボトムアップしていきたいんだよっていう想いや、今後は動画からいいウェブサイトに「俺らが導線作ってやるよー」とかそういう意図を感じました。

そしてこのインタラクティブなものを作るメリット。

分かりやすく言うと映像の良さとウェブページの良さ、資料の良さとかっていうのを全部ミックスさせるということは知ることとかイメージすること、理解することをより強化できる手法ではないかな、と思います。


まだ一般的なUIとして標準化ではないが今後当たり前になる

ただ1点ですね。

日本のマーケットを見るとこういう新しいUIとかUXとか価値のあるものってまだまだ標準化されておらず、これからノーマルになってみんなが慣れていく世界観だろうなって感じます。

これは間違いなく時間の問題だと思います。

webから動画に導線貼ってるかのように、動画から資料とかwebへの導線が好きなところに設置されてこういう内容なんだねっていう知れる世界が、toBの世界でもtoCの世界でも来るんだろうなっていう風に感じました。

ーーーー いかがでしたでしょうか?
弊社のバーチャルエバンジェリスト・権野剛士氏の登壇内容になりますが、テキストなどのコンテンツを映像としも表現しインタラクティブ動画にするDX(デジタルトランスフォーメーション)がCX(顧客体験)をより良くしていくというお話でした。


\映像で資料やコンテンツをインタラクティブに!顧客体験価値を変える/


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