テストマーケティングにはWeb広告を活用しよう!4つのメリットと実施手順を紹介

「新規事業のテストマーケティングを行いたい」
「テストマーケティングの精度を高めたい」

という方にはWeb広告の活用がおすすめです。

Web広告は少額で気軽に始められます。ターゲット層によりピンポイントに広告を届けられるため、新規事業のテストマーケティングと非常に相性が良い手法です。

そこでこの記事では、

  • テストマーケティングにWeb広告をおすすめする理由
  • Web広告でテストマーケティングする4つのメリット
  • Web広告を用いたテストマーケティングの実施手順

を紹介します。この記事が新規事業を成功へと導く手助けになれば幸いです。


新規事業のテストマーケティングはWeb広告を活用しよう

新規事業のテストマーケティングはWeb広告を活用しよう

新規事業のテストマーケティングにはWeb広告の活用がおすすめです。

テストマーケティングには、アナログインタビューを用いる方法もあります。しかし、膨大な準備が必要なので手間と時間がかかります。そのうえ、収集できるデータ量に限界があるのもデメリットです。


一方Web広告であれば、広告費を投下するだけで市場の反応をチェックできます。自社がリーチできていない層や地域にもリーチできるので、十分なデータ量を確保することもできます。

新規サービスを探している人に対して、


「どう見せるのか」
「どう訴求したら良いのか」


をゼロの状態からスピーディーに探れるので、Web広告はテストマーケティングにおいて非常に効果的な手法といえます。


Web広告でテストマーケティングする4つのメリット


Web広告でテストマーケティングする4つのメリット

Web広告でテストマーケティングするメリットは以下の4つです。


  1. 自社のターゲット層に対する反応を見られる
  2. 少額から始められる
  3. スピーディーにテストできる
  4. 様々な訴求を試せる


それぞれ見ていきましょう。


1.自社のターゲット層に対する反応を見られる

Web広告をテストマーケティングに活用することで、自社のターゲット層の反応をチェックできます。

Web広告は、地域・年齢・趣味嗜好といった細かいターゲティングが可能です。そのため、自社のターゲット層にピンポイントに広告を配信できます。より顧客の声が反映された説得力のあるデータを収集できるのがメリットです。



2.少額から始められる


少額から始められるのも、Web広告でテストマーケティングするメリットです。

  • Google広告
  • Yahoo!広告
  • Facebook/Instagram広告

これら大手の媒体には、最低予算が設けられていません。1日数千円程度からテストを始められます。テストマーケティングだけなら、数万円あれば十分なデータを得られるでしょう。

一方、インタビューでデータを取るとなると10万円以上かかることもあります。オフラインの広告ならより高額な投資が必要です。


以上から、費用を抑えつつ品質の高いデータを収集したい方には、Web広告の活用がおすすめです。



3.スピーディーにテストできる


Web広告なら、スピーディーにテストマーケティングを実行できます。

最短でその日から広告を配信できるため、オフライン広告やインタビューと比べてスピーディーにデータを収集できます。


場合によっては広告配信から数日間で、ターゲット層の傾向を掴めることもあります。スピード感を持ってテストマーケティングを行いたい方にぴったりです。



4.様々な訴求を試せる


様々な訴求を試せるのも、Web広告のメリットです。


他の広告だと広告クリエイティブ(※)の差し替えに時間と費用がかかります。その点Web広告なら、ほとんどの場合1~2営業日で差し替えが可能です。ユーザーの反応を見ながら、気軽に様々な広告クリエイティブで訴求を試せます。


(※)広告クリエイティブ:ユーザーが実際に目にする広告(バナーやテキスト、動画)のこと


Web広告を用いたテストマーケティングの実施手順

Web広告を用いたテストマーケティングの実施手順

ここでは、Web広告を用いたテストマーケティングの実施手順を紹介します。具体的な手順は以下の通りです。

  1. コンバージョン地点を決める
  2. 訴求を決めてLPを作成する
  3. 媒体を決める
  4. 予算を決める
  5. 広告クリエイティブを作る
  6. 配信を開始する

データがたまったら分析する

それぞれ詳しくみていきましょう。


1.コンバージョン地点を決める

Web広告でテストマーケティングを行う際は、まずコンバージョン地点を決めましょう。

具体的には、

  • ホワイトペーパーダウンロード
  • サービス資料ダウンロード
  • 無料相談
  • 問い合わせ
  • 申し込み

これらをコンバージョン地点とするのが一般的です。

初期の段階だとなかなかコンバージョンは発生しづらいので「マイクロコンバージョン」の活用をおすすめします。

マイクロコンバージョンとは、本命のコンバージョン地点の1~2歩前をコンバージョンと定義することです。中間コンバージョンとも言い「問い合わせフォームへの遷移」「申し込みの確認画面」などをマイクロコンバージョンとして定義します。

マイクロコンバージョンを活用すると、コンバージョンデータがたまりやすいので、テストが効率的になります。また、マイクロコンバージョンを使うことで、媒体の機械学習が早期に働くのもメリットです。


2.訴求を決めてLPを作成する

コンバージョン地点を決めたら、訴求を決めてLPを作成しましょう。LPがなければサービスサイトでもOKです。

ただ、サービスサイトは会社概要やお知らせなどのノイズがあり、ユーザーが目的と別の行動をするリスクがあります。そのため、できればノイズのないLPを用意しましょう。


3.媒体を決める

コンバージョン地点を決め、LPを作成したら、媒体を決めましょう。手軽に運用できて、ターゲティングの精度が良い媒体を選ぶのがポイントです。

具体的には、Facebook広告かリスティング広告をおすすめします。ただし、リスティング広告は業界やキーワードによってはCPCが高く、データを溜めるまでに広告費がかかります。そのため、基本的にはFacebook広告を活用するのが良いでしょう。


4.予算を決める

コンバージョン地点を決め、LPを作成し媒体を決めたら、予算を決めましょう。

予算を決める際は「データを得るのに十分な費用」を把握しておくのが重要です。

想定クリック単価と必要なクリック数から予算をシミュレーションできれば理想的ですが、慣れないと難しい作業です。そのため、理想の予算がわからなければ5~10万円程を目安として設定しましょう。

予算5万円であれば、クリック単価100円だとした場合500クリックは確保できるので、効果検証が可能です。


5.広告クリエイティブを作る

予算を決めたら、次は広告クリエイティブを作ります。

CVに直接関わる要素のため、制作時は事業のコンセプト・ターゲットに合うモノを用意しましょう。

情報を盛り込みすぎず、ターゲットに伝えたいメッセージがシンプルに伝わるクリエイティブが理想的です。


6.配信を開始する

クリエイティブが用意できたら、配信を開始しましょう。

広告配信をする際は、以下のような初期設定が必要です。

  • 配信地域の設定
  • 配信時間
  • 支払い方法

媒体によって異なりますが、これらを入力すれば配信が可能になります。


7.データがたまったら分析する

配信が完了するとデータが蓄積されていくので、分析を行いましょう。見るべきポイントは以下の通りです。

  • 広告ごとのCTR:ユーザーの興味をひく訴求は何か?
  • 広告ごとのCVR:そのサービスやLPは魅力的か?

成果が思わしくなければ、クリエイティブや配信地域を変更して効果測定を繰り返しましょう。


Web広告をテストマーケティングに活用しよう

Web広告をテストマーケティングに活用しよう

Web広告は最短でその日のうちに広告を打てます。また、数日のうちにデータが溜まるので、素早くPDCAを回せるのがメリットです。

新規事業において、市場に「どう見せるべきか」「どう訴求したら良いのか」を探るのに最適といえます。

  • アナログインタビューに限界を感じている
  • テストマーケティングのPDCAを早く回して事業の方向性を定めたい

上記に当てはまる方は、ぜひWeb広告をテストマーケティングに活用してみてください。


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