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【ITベンダー必見】営業先の「検討します」で止まる案件を動かす“逆算思考”の資料戦略

「サービスの内容には満足いただけたはずなのに、なぜか受注には至らない」
「『社内で検討します』と言われたまま、数ヵ月も進捗がない」

BtoBサービスの営業担当者なら、誰もが一度はこの「見えない壁」にぶつかった経験があるのではないでしょうか?プロダクトの質は悪くないし、担当者の感触も良いのに受注に至らないのは、あなたの提案が相手の企業内の「複雑な決裁プロセス」に阻まれているからかもしれません。

今回は、多くの営業担当者を悩ませる「見えない壁」としての「相手企業の社内調整」の実態と、そこから逆算して受注を勝ち取るための「戦略的な資料作成術」についてお伝えします。

なお弊社では、リソース不足で営業資料の作成まで手が回っていない企業のために、コンテンツの制作代行を承っております。便利な月額定額制の「サブスクプラン」もございますので、ご興味のある方は下記からお気軽にご連絡ください。

>>サブスクプランについて聞いてみる<<

目次[非表示]

  1. 1.案件が提案先の社内で止まるメカニズム
    1. 1.1.担当者を襲う「翻訳」という重労働
    2. 1.2.最悪、今のままでも仕事は回る
  2. 2.【決裁ルート別】“刺さる”資料の具体例
    1. 2.1.決裁ルート1. 直属の上司
    2. 2.2.決裁ルート2. 情報システム部門
    3. 2.3.決裁ルート3. 経理部門や法務部門
  3. 3.決裁のための障壁を炙り出す「魔法の質問」
  4. 4.資料作成のリソースがないなら「外注」で解決しよう!

案件が提案先の社内で止まるメカニズム

営業担当者が接している目の前の顧客(担当者)が、どれほどプロダクトを気に入ってくれたとしても、それだけでは導入は決まりません。なぜなら、担当者が「この製品良いな」と思った直後には、「社内翻訳」という巨大な壁が立ちはだかるからです。

まずは、案件の進捗が提案先の社内で止まってしまうメカニズムを詳しく見ていきましょう。

担当者を襲う「翻訳」という重労働

担当者が社内で稟議を通すためには、「課長」や「部長」、さらには「関連部署」などに説明して回る必要があります。

しかし、社内の立場・部署によって求めている情報は、次のようにまったく異なります。

立場・部署

求めている情報の例

課長・部長

投資対効果(ROI)、同業界・同規模での導入事例

情報システム部門

セキュリティ要件(安全性)、既存システムとの連携仕様、運用工数

経理部門

支払い条件、契約期間・更新の条件、費用の発生タイミング

担当者は、営業から渡された「製品カタログ」などを見ながら、これらすべてに答えるための資料を自力で作らなければなりません。これは単なる資料作成ではなく、部署ごとの「社内言語」に合わせて情報を書き換える、高度な翻訳作業です。

このような仕事を「通常の業務の合間」に行うのは、あまりにも重い負担です。

最悪、今のままでも仕事は回る

社内調整の面倒くささがピークに達したとき、担当者の脳裏には次のような「言い訳」が浮かびます。

「そもそも、こんなに苦労してまで導入する必要はあるのか? 今のままでも、なんとか仕事は回っているし、まあいいか」

これこそが、案件が止まる本当の原因です。このような状況を打開するため、営業側がやるべきことは、顧客担当者の負担を極限まで減らすための工夫です。

相手の労力を最小限に抑えられれば、「そこまでしてくれるなら、こっちの負担も少ないし、稟議を回してみようかな」と、重い腰を上げてもらいやすくなります。

【決裁ルート別】“刺さる”資料の具体例

どうすれば、顧客担当者の負担を軽減できるのでしょうか?その答えは、「誰に何を見せるべきか」から逆算して、すべての資料をこちらでお膳立てすることです。

ここでは、顧客担当者が稟議を回すことの多い相手ごとの「関心事」と、渡すべき「資料の具体例」を紹介します。

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

決裁ルート1. 直属の上司

課長・部長クラスの方々は常に多忙であり、かつ「失敗したくない」と考えています。そのような彼らは、新たなサービスを導入したい旨の相談があったとき、頭のなかに次のような思いが巡ります。

  • 導入して本当に成果が出るのか?(自分が責任を取りたくない)

  • 役員会議で突っ込まれないよう、理論武装したい

このことから、管理職は「サービスの詳細な機能説明」よりも、「導入のための判断材料」を求めていることが多いです。そこで、次のような資料があると、決裁をもらいやすくなります。

資料の例

概要

1枚ペラでわかる企画書サマリー

管理職の方々に、数十ページの提案書を読む時間はありません。

そこで、30秒で概要とメリットがつかめて、そのまま稟議書の添付資料として使える「要約版」が喜ばれます。

同業界・同規模の事例集

「あの大手〇〇社も導入しており、成果が出ています」という事実は、失敗を恐れる管理職にとって強力な安心材料になります。

ROI(費用対効果)試算シート

「数値を入力するだけでコスト削減額が算出できるExcel」などは、課長・部長クラスが上層部を説得する際に重宝されます。

決裁ルート2. 情報システム部門

情報システム部門にとって、新たなツールの導入は「セキュリティリスク」と「作業量」の増加でしかありません。そのため、現場から導入の相談を受けたとき、真っ先に次のような懸念を抱きます。

  • セキュリティ上の弱点はないか?(何かあったら自分たちの責任になる)

  • 設定や問い合わせへの対応で、自分たちの工数が増やされるのは御免だ

このことから、情報システム部門は「機能の便利さ」よりも、「安心感」と「負担の軽さ」を求めていると考えられます。そこで、次のような資料があると、スムーズに承認を得やすくなります。

資料の例

概要

セキュリティチェックシート

よくあるセキュリティ質問票(ISMS認証状況、バックアップ体制など)を網羅した資料を先出しします。

情報システム部門向けFAQ

「IPアドレス制限は可能か?」「SSO対応は?」といった技術的な質問に対し、担当者がそのままメールで転送できる「回答文面」を用意しておきます。

管理者向け・導入マニュアル

実際に管理画面でどのような設定をするのかを見せる資料です。「難解な設定作業がないこと」を視覚的に証明し、工数増加への懸念を払拭します。

決裁ルート3. 経理部門や法務部門

経理部門や法務部門は、いわば社内の「規定」や「コンプライアンス」を守る番人です。彼らは「手続きがスムーズに進むか」「法的なリスクがないか」を最優先に考え、次のような疑問を持ちます。

  • 支払いのタイミングは自社の規定(月末締め翌月末払いなど)に合うか?

  • 契約書に、自社に不利な条件は入っていないか?

このことから、彼らは「製品の魅力」ではなく、「手続きの正確さ・安全性」を求めていると考えられます。そこで、次のような資料を先回りして提示することで、承認スピードが格段に上がります。

資料の例

概要

契約・支払いフロー図

申し込みから請求、支払いまでの流れとタイミングを可視化したものです。

「いつ」「誰が」「何を」すべきかが明確であれば、経理担当者も安心します。

法務チェック用の条項解説書

契約書の条文だけではなく、「なぜこの条項が必要なのか」を解説した補足資料があると、法務確認の往復回数を劇的に減らせます。

決裁のための障壁を炙り出す「魔法の質問」

「渡すべき資料の種類はわかった。でも、目の前の顧客が本当に求めている資料がわからない……」

このように迷ったときは、次回の商談で下記ような質問を投げかけてみてください。

「御社の決裁ルートのなかで、一番厳しくチェックされる上司や部署はどちらですか? その方向けの対策資料を私がご用意いたします」

この質問には、次の2つの効果があります。

効果

概要

超えるべきハードルが明確になる

「実はうちの会社は、情報システム部門が厳しくて……」など、相手の企業内のボトルネックがわかる

相手からの信頼を得られる

「この営業さんは、社内調整の苦労をわかってくれている」「一緒に戦ってくれる」という仲間意識が芽生える

サービス導入のための課題を共有し、それを突破するための資料を渡すことで、相手との間に強固な信頼関係が生まれます。

「この人となら、社内の厳しい審査も乗り越えられる」と担当者に思っていただければ、案件は半分決まったようなものです。

顧客を孤独にさせないための第一歩として、まずはこの質問から始めてみてください。

資料作成のリソースがないなら「外注」で解決しよう!

ここまで記事をご覧いただいて、「理屈はわかるが、『情報システム部門向けFAQ』や『ROI試算シート』なんて、自分では作れない……」と頭を抱えた方もいるかもしれません。

日々の営業活動に追われるなかで、新しい資料をいくつも作るのは難しいものです。

そこで、営業の方々のリソース不足を解決するため、弊社では「サブスク型コンテンツ制作支援サービス」を提供しており、多くの企業でご利用いただいております。

▲コンテンツ制作メニューの例


弊社のサービスがご好評いただいている理由は、単に資料のデザインが優れているからだけではありません。

BtoB営業の現場を熟知しているからこそ、「あの厳しい部長を説得するための1枚」や「情報システム部門を納得させる技術資料」といった、本当の意味で受注につながる「武器」を作れるからです。

サービスの特徴

概要

「ワンストップ」で丸投げOK

「どのような資料が必要かわからない」という段階からでも問題ありません。

「今度、〇〇部長に説明に行くのですが……」などとご相談いただければ、過去の成功事例から資料をご提案いたします。

圧倒的な「人材」

ライター・デザイナー・ディレクターなど、1,000名を超える人材の中から優秀かつ、お客様の業界に知見のあるメンバーをアサインいたします。

安心の「定額制」

都度の見積もりや契約手続きは不要です。毎月定額の予算内で、必要なときに必要な分だけ、高品質な資料が手に入ります。

「資料がない」という理由だけで、本来取れるはずだった契約を「現状維持バイアス」に奪われているとしたら、それはあまりにも大きな損失です。

もし、資料作成のためのリソースが不足しているなら、コンテンツ制作のプロへの外注を検討してみてはいかがでしょうか。これにより、営業担当者は本来の「顧客との対話」に集中できます。

弊社の「サブスク型コンテンツ制作支援サービス」に少しでもご興味をお持ちいただけたなら、下記からお気軽にご連絡ください。まずは無料相談にて、あなたのお悩みをお伺いし、最適な改善策をご提案いたします。

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