コンテンツの外注先を一つに絞り、業務効率・質が向上!シーズ・リンクの幅広いマーケ支援は「できない領域がない」と感じた

NTTファイナンス株式会社
ビリング事業本部 ビリングソリューション部 営業戦略部門 ビジネス戦略担当
鈴木 弘子 様


NTTファイナンス株式会社
ビリング事業本部 ビリングソリューション部 営業戦略部門 ビジネス戦略担当
園 明香里 様

NTTファイナンス株式会社は、NTTグループの一員として、幅広い決済・金融サービスを提供しています。具体的には、通信料金の請求代行を行うビリングサービス、企業向けの金融サービス、経理業務支援などを展開しています。
私たちの主な役割は、「法人ビリングONE」や「回収代行サービス」といった法人向けサービスの営業支援です。特に、デジタルマーケティングやインサイドセールス(IS)を活用したリード獲得から商談支援までを担当しています。
2022年には北海道にISチームを立ち上げ、見込み顧客の効率的なトスアップを実現する体制を構築しました。営業部門と連携し、法人向けサービスの認知拡大と売上向上に取り組んでいます。
当社は、提供する各商材の認知度向上や売上拡大を図るため、デジタルマーケティング施策に注力する必要がありました。しかし、実行に向けて3つの課題を抱えていたのです。
デジタルマーケティングに精通した人材やリソースが不足しており、戦略の立案・実行が進まない状況でした。営業ラインではSFA/CRMツールを使用していましたが、その他のツール(MAツールやCMSなど)の運用や、デジタルマーケティング施策の立案・実行に関するノウハウやリソースが不足していたのです。
顧客への情報提供やリード獲得には、専門的なコンテンツが欠かせません。当時は、WebサイトやSEO記事、ホワイトペーパー、導入事例記事などのコンテンツが十分に整備されていませんでした。その結果、顧客への適切なアプローチが満足にできず、営業活動の非効率さや質の低下を招く要因となっていました。
同時並行でISチームの立ち上げを計画しており、ISとの連携についても考慮しなければなりませんでした。ただし、我々だけではISチームの立ち上げに関する十分なノウハウを持ち合わせておらず、業務設計やシステム連携の知識不足も課題に感じていたのです。
シーズ・リンクを選んだ最大の理由は、同社が持つ豊富なノウハウと柔軟な対応力です。特にデジタルマーケティング全般の戦略設計や、多様なコンテンツ制作が求められていたため、それに耐え得るだけの支援会社でなければなりませんでした。
実は当時、シーズ・リンク以外にも複数の支援会社と連携していたんです。しかし、それぞれ対応できない領域が存在していました。各社が得意とする領域は異なるため、ある意味仕方のないことだと思います。
一方で、シーズ・リンクはあらゆる相談にも応じ、CMSやMAツールなどの選定アドバイスから運用支援まで幅広く対応していただきました。コンテンツ制作においても、その柔軟性と対応範囲の広さは際立っており「できない領域がない」と感じるほどでした。
マーケティング戦略において、我々が実現したいことをスピーディーに、精度高く実現できるようになりました。「シーズ・リンクなしでは私たちのマーケ施策は回らない」と思うほど、大きな存在になっています。ここでは、特に大きな効果があると感じる下記3つをお伝えします。
シーズ・リンクは単なる外部パートナーの枠を超え、まるでNTTファイナンス社の一員のように動き、売上に直結する支援を提供してくれています。「一緒に働き、ビジネスを成長させたい」という強い意思が伝わり、私たちにとってなくてはならない存在です。
例えば担当者単位の支援でいうと、稟議を通しやすい資料設計のアドバイスや迅速なレスポンスで、日常の課題をサポートしていただいています。
毎月の定例会をはじめ、メールでの密なやり取りは本当に助かっていますね。何か悩みがあった際に、まず気軽に相談できる存在があるのは非常に心強いです。
ISチームの立ち上げに際しては、業務設計を一緒に考えてくださっただけではなく「どうすれば我々が制作したコンテンツを有効活用してもらえるか」など、運用フェーズを見越したアドバイスももらえました。
今では、ISメンバーの要望をもとに各種コンテンツ(活用ガイド資料・導入事例集など)を制作いただき、作ったコンテンツは「riclink」に格納してISメンバーが簡単に活用できる仕組みを構築できています。
【riclinkとは】 シーズ・リンクが提供する、コンテンツの管理・共有を効率化できるプラットフォーム。資料や動画を一元管理し、常に最新の情報を発信可能にすることで、業務効率を向上させる。 |
riclinkは、コンテンツを整理した「ルーム」をノーコードでスピーディーに作成できる点が特長です。必要なコンテンツをサムネイルから直感的に探せるため、ISメンバーからしても資料を探す手間が少なくなっていると思います。
riclinkの「ルーム」であれば、1つのURLで社内外へ簡単に共有できる点も気に入っています。
当社では、シーズ・リンクの支援を受けてSEO施策を実施し、短期間で大きな成果を上げました。
お役立ちコラムの立ち上げに伴い、初期調査とオウンドメディア健康診断をシーズ・リンクに依頼。競合分析に基づき、施策優先度やテーマ選定・CV導線設計など、効果的な戦略を提案してもらいました。新しくメディアを立ち上げるということで、最初は不安もありましたが「SEOで重視されている項目で今後勝ち目がある」と教えていただき、とても心強かったです。
調査後は、キーワード選定や内部リンク設計の実施はもちろん、記事の質にもこだわって投稿本数を増やしていただきました。その結果、83記事中65記事(78.31%)が狙ったキーワードで1位を獲得。また、5位以内を獲得した記事数に至っては83記事中80記事(96.39%)という成果を出せました。
こうして、1本目の記事公開から約1年後には、月間訪問数151,171、月間CV数1,064を獲得するメディアへと成長。1年でこれほどの成果を出せたのは、シーズ・リンクの戦略設計と運用支援があったからこそです。
SEO施策では、毎月1回定例会を開催。当社とシーズ・リンクの担当者が定期的に顔を合わせることで、現時点での課題や目標、うまくいった施策などを頻繁に情報交換できています。
当社では、タイミングに応じて「売りたい商材の優先順位」が変わります。定例会があることで、「来月はこの商材にマッチするキーワードを選んでください」といった意見も伝えやすいんです。実際にそのとおり対応していただけるので助かっています。
シーズ・リンクには、SEO記事や導入事例記事、メルマガ、ホワイトペーパー制作など、幅広いマーケティング支援を一手にお願いしています。
例えば、導入事例記事を活用してホワイトペーパーを制作、事例インタビューをもとにSEO記事の内容をアップデートするなど、外注先がシーズ・リンク1社だからこその連携の取れた一貫した対応が図られています。
もしコンテンツごとに外注先がバラバラだと、都度やり取りが発生したり、商材の説明を何度も実施したりと、手間がかかってしまいます。しかし、外注先が1社で済むからこそ、とあるコンテンツ制作時に出たフィードバックを別のコンテンツに活かしてもらえるなど、業務効率と質の向上を同時に実現できました。
このデジタルマーケティングの取り組みも2年を経過し、より費用対効果が求められるようになってきています。
今後は費用対効果の高い施策を最適なタイミングで展開すること、最新のテクノロジーを含めた新しい施策を常に模索し続けることが大事になってくると感じていますので、引き続き、シーズ・リンクさんに併走いただきながら取り組みを洗練させ、確固たるものにしていきたいと考えています。