営業現場の属人化解消と誰でも最新コンテンツを発信できる仕組み化を実現
コンテンツの活用状況もデータ化し、現場で”使われる”コンテンツの量産に成功!
株式会社Hajimari
HR University 事業部
柴田 佳弥 様
株式会社Hajimari
HR University 事業部
栗田 真央 様
営業現場が自社内のコンテンツ(導入事例やプレスリリースetc)を把握しきれていなかった
資料などの更新を共有できておらず、常に最新情報をお客様にお届けできていなかった
→誰でもすぐに営業フェーズに合わせた最適なコンテンツを探し出せ、お客様へ送付できるよう均一化をはかる
営業コンテンツのデジタル発信
→目的別、フェーズ毎に送付するコンテンツをまとめて発信できるような仕組みを構築する
株式会社Hajimariは、業務委託・フリーランスと企業の人材マッチングサービスや研修・人材育成分野で事業を展開しています。中でも、社内研修や教育に関する「eラーニング動画研修サービス」を開発・提供しているのが私たちの属するHR University事業部となります。
HR Universityは、マネジメントや人事に関する体系的な知識を手軽に学べる環境を提供しており、企業の人事担当や管理職の皆様における、「業務知識醸成」や「マネジメントスキル向上」を幅広くお手伝いしています。
riclinkの導入目的は、社内でHR University事業を新たに立ち上げた直後で、営業現場のコンテンツ管理や現場マネジメントの課題を解消することでした。
そこで、営業支援やセールスイネーブルメント系のツール導入を検討するため何社か話を聞く中で、「riclink」と出会いました。
riclink導入の最終的な決め手は、ただコンテンツを管理・共有するだけでなく、コンテンツの戦略設計から併走いただけることや、良い意味で必要な機能だけが集約されていて全員が使いこなせるイメージを持てたことでした。
まずは、目下の課題として現場社員が営業に使えるコンテンツを一目で把握でき、商談フェーズに合ったコンテンツをお客様へ送れる状態にする必要がありました。
営業現場で活用してもらうために、導入事例や研修サンプル動画、受注後のマニュアルなど様々なコンテンツを制作し、週次の社内定例で新規制作したコンテンツを共有フォルダに格納した旨の周知を都度行っていました。
しかしながら、共有フォルダでの管理には限界があり、「こんな資料はありますか?」や(既に存在しているにも関わらず)「〇〇業界向けの導入事例欲しいです」などと、毎日最低3回以上は個別に質問がきてしまうという状況でした。
つまり、誰が、いつ、どんな資料を使って営業すべきかを営業現場に共有・浸透出来ていなかったと感じています。
コンテンツ活用におけるもう1つの大きな課題として、事業立ち上げ当初は頻繁にサービスアップデートやキャンペーンを実施するため、それに伴って営業コンテンツも高頻度で更新していく必要がありました。
当初はクラウドストレージに資料をどんどん格納していくやり方にしていましたが、どれが最新の資料なのか、お客様に送付しても問題ない資料はどれかについて、現場の社員が迷ってしまうことが多く発生していました。
結局、すぐにアクセスしやすい各個人のローカル環境に保存された古い資料や動画を送ってしまい、後日お客様から指摘されて初めて発覚するなんてことも度々起こっていました。
つまり、現場の全社員が常に最新コンテンツを発信出来る仕組みを作ることが急務でしたね。
これまで挙げたコンテンツ活用における現場マネジメントの課題を解決してくれたのが「riclink」です。
riclinkのオンボーディングでは、どの商談フェーズにおいて、どんな資料を送れば良いか、というようなコンテンツの戦略設計からご支援いただき、コンテンツDXマップ機能を利用しながら営業コンテンツを可視化出来るようになったため、今では新入社員でもすぐにコンテンツDXマップを見れば迷わずに営業出来てしまいます。
さらに、動画や資料コンテンツはriclinkへアップロードするとURL化して管理することが出来るため、重いファイルをメールで複数回に分けて送る手間もなくなりました。
また、管理者がコンテンツを更新した際も一意のURLで管理されているため、古いバージョンが出回ることなく常に最新コンテンツを発信でき、営業効率化にも繋がっています。
直近では、新しくリリースされた「ルーム機能」も早速活用させていただき、「活用事例ルーム」や「提案書作成支援ルーム」というように、HR Universityを利用いただくTG別にサンプル動画や導入事例をまとめて、営業コンテンツをデジタル発信できるようになったことも大きな魅力に感じています。
※ルーム機能...社内に点在している営業・マーケティングコンテンツをシーンや目的別にまとめてWeb化し、”1つ”のURLで送ることが出来る機能
riclinkを導入して実感している2つ目のメリットは、コンテンツの活用状況を分析し、現場で本当に必要なコンテンツを把握・制作・改善するというPDCAサイクルをスピーディーに回せるようになったことです。
Slackなどのチャットツールと連携しているため、riclinkにてコンテンツを新規アップロード・更新すると自動的に指定したチャンネルへ通知を行うため、毎週の社内定例でまとめて報告する必要もなくなり、「あの資料はまだ作成中ですか」「サービス紹介動画は更新されています?」というような問合せも激減しました。
結果的に、コンテンツを管理する側も現場サイドも互いに業務効率化できたと実感しています。
また、月初に1度各コンテンツの閲覧ログを集計し、活用率が高い人気コンテンツは継続利用し、活用率が著しく低いコンテンツはなぜ使われないかを現場社員にもヒアリングしながら分析します。
そうすることで、次にどんなコンテンツ制作が必要か、使われていないコンテンツ→使いやすいコンテンツへ改善していくというサイクルを回せるようになり、どんどんコンテンツが強化されていくので、これからもriclinkを使い倒していきたいと思います!
(余談)
ちなみに、弊社は現状コンテンツ制作は内製化出来ているのですが、コンテンツ制作支援までサポートして下さるので社内でなかなか手が回らないという方はご相談してみるといいですよ。